おだっちの絵本 ときどき育児ブログ

7歳と1歳の姉妹の母です。趣味は、料理やお菓子作り。主婦になる前は、介護の仕事をしていました。性格は、のんびりマイペースで、あまりストレスをためないタイプ。このブログでは子供たちに、毎日絵本の読み聞かせをしていくなかで出会った、数多くの素晴らしい絵本の紹介をしています。

【森山 京さん死去】幼年童話『きいろい ばけつ』の作者逝く…。超レアな絵本の復刻を願う‼

『きいろい ばけつ』で有名な、児童文学作家の森山 京(もりやま みやこ)さんが、脳出血のため2018年1月7日に、お亡くなりになられたそうです。(享年88歳)

 

【目次】

 

 

森山 京さんの作品

森山さんの作品は、私自身が小さい頃から大好きで、親となった今では子供たちに読み聞かせています。

 

当ブログでも、ご紹介させていただいたことがあります。

www.ehonlove.com

 

中でも、土田 義晴(つちだ よしはる)さんとの作品が、とても大好きです(*´ω`*)

 

きつねのこシリーズ』は、全作読みましたが、本当に どの作品も素晴らしいです。

きつねのこ、くまのこ、うさぎのこの三匹が繰り広げるお話。

楽しくて、優しくて、ドキドキ、ワクワク、そして不思議な世界…

 

幼年童話ですが、文章も それほど長くなく、小さい子供にも分かりやすいので、あっという間に読めます。

 

『きいろい ばけつ』は、3歳の時に初めて長女に読み聞かせましたが、最後まで読み切りました。

 

国語の教科書にも載っているほど、広く知られている有名なお話。

 

私も小さい頃に何度も何度も読みましたが、大人になった今でも、とても懐かしく思います。

www.ehonlove.com

 

森山さんの作品は、動物が登場するお話が多く、分かりやすい文章で書かれているので小さい子供にも親しみやすいんでしょうね(*^^*)

 

森山さんが生前、手掛けてこられた数々の素晴らしい作品は、こちらです。

森山京 - Wikipedia

 

まだまだ、森山さんの作品を読んでみたかったので、本当に残念…。

 

今まで沢山の作品を残していただき、本当にありがとうございました!

 

安らかにお眠りください…。

 

心より、ご冥福をお祈りいたします。

 

 

今日の絵本

森山さんの作品の中でも、『きつねのこシリーズ』に続いて私はもちろん、長女も大好きなお話をご紹介します!

 

ちなみに、こちらの作品も森山さんと土田さんの作品です。

 

しかし、現在は発行されていないようで、書店や通販でも手に入らないような超レアもの⁉

 

そんな作品ですが、実は私、持っているんです!

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初めて、この二冊の作品に出会ったのは、図書館でした。

大好きな森山さんと土田さんの作品だったので、借りて読んでみたら…

 

凄く素敵(*≧∀≦*)

 

絶対に欲しい!!

と思って書店で探してみましたが、ありませんでした。

 

通販で探したら…

 

 

 

新品はなく、中古で手に入れることが出来ました!

(譲って下さった方、本当にありがとうございます)

 

しかし、今はもう入手が困難かも⁉

 

本当に偶然にも手に入った、という感じでした。

 

森山さんが亡くなられた今、ぜひとも復刻してもらいたい作品です。

 

 

 

【森のクンクン】

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森山 京 作

土田 義晴 絵

小峰書店 発行

 

あらすじ1

【第一話】クンクンと おかあさん

 

森の中に新しい家が建ち、くまの親子が引っ越してきました。

お母さんくまと、男の子のくまの、クンクンでした。

 

引っ越しの荷物が片付くと、お母さんは玄関に木の札をかけました。

札には、『おしたてもの いたします』と書いてあります。

 

次の朝、クンクンが目を覚まして窓のカーテンを開けると…

お隣の窓から三匹の仔猫が、こっちを見ていました。

 

三匹の仔猫の名前は、ダダとドドとキキでした。

 

クンクンたちは、すぐに仲良しになりました。

 

 

【第二話】クンクン どこかへいく

 

日曜日。

クンクンが、いつものように 仔猫たちと遊ぼうと声をかけにいくと、家族でピクニックに出かけるところでした。

みんな、楽しそう。

 

クンクンは、お昼ご飯を食べながら、お母さんに話します。

「ぼく、どこかへ いきたい」

 

お昼ご飯が済むと、クンクンは自分のバスケットを持ってきました。

お母さんがはバスケットの中に、オレンジとドーナツを一つずつ入れてくれました。

 

「いってまいります!」

クンクンはスキップをしながら、出かけていきました。

 

 

【第三話】クンクンと びんぼのはなし

 

クンクンと仔猫たちが森の中で遊んでいると…

すり切れて、ボタンが取れそうな服を着た、うさぎのおじいさんが背中にカゴを背負って、小枝を拾っていました。

 

次の日、クンクンが森の中にお花を摘みに行くと、うさぎのおじいさんに出くわしました。

 

クンクンは、ボタンが取れかかっている うさぎのおじいさんの服を、お母さんに直してもらおうと、自分の家へ案内しました。

おじいさんは丁寧にお礼を言って、帰っていきました。

 

それから三日目の朝…

 

 

 

おだっちの感想1

クンクンのお話は、3つのお話から成ります

1つのお話が、20ページ程度。

 

クンクンは、とても優しい男の子です。

きっと、お母さんの後姿を見て育ったのでしょうね。

 

お父さんは、どうやらクンクンが小さい頃に亡くなったよう…

 

クンクンとお母さんの二人のが、凄く伝わります。

 

子供ならではの疑問を、クンクンなりに考えて行動する探検心は、きっと探検家だったお父さんの血を引いているのかな。

 

 

【クンクンの たんけん】

 

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森山 京 作

土田 義晴 絵

小峰書店 発行

 

あらすじ2

【第一話】クンクンと あらし

 

夜、窓ガラスがガタガタ鳴る音で、クンクンは目覚ましました。

すると、トイレに行きたくなります。

怖いのを我慢して、大急ぎで済ませて部屋へ戻る途中、ミシミシという音を聞いて体が震えだしました。

 

お母さんの部屋へ行き、

「こわいよう…」

クンクンがお母さんに しがみつくと、お母さんはクンクンを抱いて自分のベッドの中へ入れてくれました。

 

次の朝、クンクンはお母さんに話します。

「ぼくって こわがりだね。おとうさんは つよかったのに」

 

そんなクンクンを、お母さんは優しく見つめます。

 

 

【第二話】クンクンの たんけん

 

ある日の午後、クンクンが仔猫たちのところに遊びに行くと…

三匹とも出かけて、いませんでした。

 

クンクンは三匹の仔猫たちを探しに行きました。

あちこち探し回りましたが、どこにもいません。

 

「おーい。みんな、どこにいるの」

 

すると、すぐ後ろの草むらから、

「しーっ」

という、三匹の声がしました。

 

どうやら三匹は探検をしているようです。

クンクンも探検ごっこに混ぜてもらおうとしましたが、断られます。

 

仕方なく、クンクンは一人で探検を始めました。

 

 

【第三話】クンクンと 川あそび

 

今度の日曜日、仔猫たちの家族と一緒に川へ遊びに行くことになりました。

クンクンは、とっても嬉しそう!

 

「おかあさん、サンドイッチつくってね。たくさんだよ。たくさん」

 

川へ行く前日。

豚のお客さんが大きな包みを抱えて、お母さんを訪ねてきました。

どうやら、急ぎの仕事が入ったようです。

 

お母さんはクンクンの顔を、じっと見つめて言いました。

「おかあさんね、あした いかれないの」

 

クンクンは、下を向いたきり黙って、しばらく考えていましたが、

「おかあさんが いかないなら、ぼくもやめる。だって ぼく、おかあさんと いきたかったんだ」

と言うなり、大声で泣き出しました。

 

しばらくすると、三匹の仔猫たちがやってきました。

 

 

おだっちの感想2

この3つのお話の中で、私が一番大好きなのは第三話の、『くんくんと 川あそび』です。

 

このお話は、とても切なく思わず涙が出ました。

 

クンクンがお母さんと一緒に、出掛けることを凄く楽しみにしていたのに、急に仕事が入ってお母さんが行けなくなってしまったシーン。

 

本当に楽しみにしていたんですね…

子供の素直な気持ちが、痛いほど伝わります

しかし、それを乗り越え自分を励まそうとするクンクンの たくましさに心を打たれました。

 

こうやって子供は大きく、強くなっていくんだろうな、と考えさせられました。

 

大人の方にも、ぜひ読んでいただきたい一冊です。

 

 

おしまい

絵本が大好きな私としては、今回の森山さんのニュースは、本当に残念としか言いようがありません。

 

森山さんの作品と出会えたことは、私にとって本当に、かけがいのない存在です。

 

私の子供たちも、いつか大人になり子供が出来た時に、きっと森山さんの作品を自分の子供たちに読み聞かせることでしょう。

 

時代を超えて愛され続ける作者・作品です

 

みなさんも、ぜひ森山さんの作品を読んでみて下さいね!

 

 

今回も最後まで読んでいただき、ありがとうございました(*´ω`*)

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