絵本が大好き!!主婦おだっちのおすすめと、読み聞かせ効果を絶賛するブログ

7歳と1歳の姉妹の母です。趣味は、料理やお菓子作り。主婦になる前は、介護の仕事をしていました。性格は、のんびりマイペースで、あまりストレスをためないタイプ。このブログでは子供たちに、毎日絵本の読み聞かせをしていくなかで出会った、数多くの素晴らしい絵本の紹介をしています。

今では、ほとんど見かけない電話ボックスが登場する幼年童話を紹介します!とても悲しくて、切なくて泣けます…

電話ボックス』って最近、本当に見かけなくなりましたよね~。

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《電話ボックス》

私が小さい頃には、まだまだ普通にあった『電話ボックス』。

 

携帯電話が当たり前のように普及している現在では、利用する人が減っている証拠なんでしょうね…

これも時代の背景かな。

 

何だか淋しいような気もするけど、きっと維持費や管理していく上で色々と、問題があるんでしょうね。

 

でも私は電話ボックスって結構、好きだったなぁ~(*^^*)

個室の雰囲気。

そして何より、公衆電話!!

 

テレフォンカードって今でもあるのかなぁ?

テレカも好きだったけど、10円を入れて話す方が私は好きでした(^^)v

切れそうになったら、急いで次の10円を入れる…

 

映画『寅さん』で、寅さんが旅先から、さくらに公衆電話で、電話をかけるシーンが凄く印象的です(笑)

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今じゃ、買い物の時でさえ、現金払いじゃなくて現金をチャージしたカードで払うところが多くなっているから、ほとんど小銭さえ使わなくなっていますよね(^_^;)

 

今の子供って、電話ボックスって知ってるのかなぁ?

 

 

 

 《電話ボックスの童話》

そんな、電話ボックスが登場する幼年童話があります。

 

それは…

 

きつねの でんわボックス

きつねのでんわボックス (新・ともだちぶんこ) [ 戸田和代 ]

戸田 和代 作

たかす かずみ 絵

金の星社 発行

 

 

(あらすじ)

山のふもとに、古い電話ボックスがありました。

電話ボックスは、日暮れになると、ぽっと灯りをともして、お客様を待っているようでした。

 

この山奥に母さんぎつねと、こぎつねが住んでいました。

父さんぎつねは、こぎつねが生まれると、すぐ病気で死んでしまいました。

 

母さんぎつねは、こぎつねがいるから悲しくはありませんでした。

こぎつねは母さんと毎日、楽しく元気に過ごしました。

 

『坊やが嬉しいと、母さんは、いつも嬉しいの』

 

しかし、夏が過ぎ秋になると、こぎつねは、だんだんと元気がなくなってきました。

来る日も、来る日も母さんの胸の中で震え続け、とうとう、ある朝、冷たくなって死んでしまいました。

 

母さんは、毎日泣きました。

涙で体が溶けてしまいそうなほど、泣きました。

 

 

ある夕暮れ、きつねは、やっと顔を上げました。

 

『あの子のおかげで、楽しいことが一杯あったんだもの。元気を出さなくちゃ…』

 

気がつくと、山のふもとに、電話ボックスの灯りが見えました。

 

 

「母さん!」

 

きつねが思わず、声のする方を振り向くと、人間の男の子が電話ボックスの中で、嬉しそうに話をしていました。

 

『私の坊やも人間だったら、このくらいかしら…』

 

 

その男の子は日暮れになると、毎日、電話ボックスにやってきました。

 

「もしもし、母さん!」

 

「母さん、早く良くなってね。」

 

「母さんに会いたいな…」

 

きつねは、まるで坊やが生きているような気持ちになりました。

 

それから毎日、夕暮れになると、きつねは電話ボックスの側に隠れて、男の子の話を聞いていました。

聞いているうちに、知らず知らず返事をしていました。

 

「母さんって、僕が嬉しいと、いつも嬉しいって言うんだね」

 

『ええ、そうよ、そうよ』

 

きつねは何度も、うなずきました。

 

 

そんなある日、男の子は、なかなかやってきませんでした。

お月さまは、もう、とっくに空高く登っています。

 

『どうしたのかしら…』

 

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(おだっちの感想)

 初めて長女に、この童話を読み聞かせたのは4歳頃でした。

 

読み聞かせているうちに、私は思わず涙が出てしまいました(T_T)

 

何て悲しくて、切ないお話なんでしょう…

 

母さんぎつねが、死んでしまった坊やのきつねを、毎日、電話ボックスにやってくる人間の男の子と重ねて、返事をしている様子が、凄く泣けます

 

母さんぎつねが、前向きに進もうとする姿、とても胸を打たれます。

 

 

長女には、少し難しかったかもしれませんが、何度か読み聞かせると内容を理解したのか、読み聞かせたあとは、悲しそうな顔をしていました。

 

 

 

《おしまい》

絵本には、楽しいお話ばかりではなく、時には悲しいお話もあります。

 

それは現実が、そうであるのと同じです。

 

例え、悲しくても、どう生きていくか、どうやって前向きな考え方にするか…

 

それを学べるのも、絵本や童話です。

 

喜怒哀楽、感情が豊かなお子さんを育てるためにも、ぜひ色んなジャンルのお話を読み聞かせてあげてみて下さいね(*^^*)

 

今回も最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

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